【ウィンブルドン=吉松忠弘】錦織を超えた! ジュニア世界9位で、16歳の望月慎太郎(Team YUKA)が、4大大会のジュニアで、日本男子として、史上初のシングルス優勝の快挙を達成した。同49位のカルロス・ヒメノバレロ(18=スペイン)に6-3、6-2で勝ち、日本男女を通じては、69年全仏、ウィンブルドンを連覇した沢松(現姓吉田)和子以来、ジュニア4大大会シングルスを制した史上2人目の選手となった。主な一問一答は以下の通り。

-優勝した瞬間は

望月 思い切り自信のあるショットを打てて、本当に良かった。

-観客がすごく多かった

望月 僕はシャイなんで。少し緊張したが、とても楽しかった。

-4大大会日本男子初の快挙

望月 快挙と言われても、実感はない。ウィンブルドンに限らず、大会を優勝できたことが成長。

-盛田会長にはどう報告したいか

望月 いつもサポートしてもらっている。あの年齢になられても、飛行機に乗って来ていただいている。

-今後、どうやって行きたいか

望月 今年の最初は、(ジュニアの世界ランクが)80番台。トップの人に勝てるかどうかだった。だから、あまり調子に乗らずにやりたい。

-錦織選手からアドバイスは

望月 今回、芝コートが初めての経験だったので、ひざを曲げろとか言われた。

-あこがれは

望月 フェデラー。でも、彼のようになるつもりはない。自分だけのスタイルをつくりたい。

-IMGアカデミーの生活は

望月 テニスのない時は、お菓子食べてます。チョコが好きなんで。

 

◆ウィンブルドンは、WOWOWで7月1日~14日、連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。