柔道の世界選手権が25日、東京・日本武道館で開幕する。女子48キロ級代表の渡名喜風南(24=パーク24)は24日、2年ぶりの世界一奪還を誓った。

都内で最終調整を行い、組み手と足技を入念に確認。過去3戦全敗で前大会決勝で敗れた18歳のダリア・ビロディド(ウクライナ)対策を1年間施してきた元世界女王は「ビロディド選手がトップを走る中で『自分もいる』ということを示していきたい。スイッチは入っているので自分自身をコントロールするだけ」と、リベンジに向けて静かに闘志を燃やした。