18日にタイで開幕する重量挙げの世界選手権代表が6日に都内で練習を公開し、五輪2大会連続メダリストで女子49キロ級の三宅宏実(33=いちご)は「状態は70%。もう少し時間が欲しい」と現状を明かした。

5月の全日本選手権を右太もも肉離れで途中棄権し、2カ月間のリハビリをへての復帰戦。表彰台で東京五輪代表に内定、4~8位でも内定の可能性がある大会だが、早期決定に欲は出さない。4月から通う大学院の研究テーマは「自分史」にしたそうで、過去の五輪も含めて過去を検証しながら、東京までを論文にする。「東京でメダルを取るのが結末なので、絶対に出ないと。じゃないと大学院やめないといけないですから…」と冗談交じりに誓った。