シニア1年目のアレクサンドラ・トルソワ(15=ロシア)が、衝撃の高難度プログラムを披露した。4回転ジャンプを3種4本も組み込んで、国際スケート連盟非公認ながら160・53点をマーク。技術点は男子トップ選手並みの97・51点にまで達した。

15歳が冒頭から4回転ジャンプを3連発でチャレンジ。冒頭の4回転サルコーは高さを出して成功。続く最高難度の4回転ルッツも着氷した。さらに4回転-3回転の連続トーループでは最初のジャンプでわずかにバランスが崩れたが、ぐっとこらえて3回転をプラスした。

演技後半には4本目の4回転となるトーループにトライ。しかも3連続ジャンプに続けようとするチャレンジだった。このプログラムで15歳は、サルコー、ルッツ、トーループ、トーループと3種4本の4回転ジャンプ。

トルソワは昨季まで世界ジュニア選手権を連覇して、今季からシニアに転向した。