ウィザーズの八村塁(21)が本拠地初戦となるロケッツ戦で先発し、本拠地デビューを果たした。

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本拠地開幕戦を迎えたこの日のキャピタルワン・アリーナは、収容可能な2万476席すべてが完売したと発表されたが、最上階から見下ろすと少なからず空席があった。その相当数は、大リーグで同じワシントンに本拠地を置き、ワールドシリーズ最終戦を戦ったナショナルズの試合をテレビ観戦していたため、来場しなかった空席なのかもしれない。

キャピタルワン・アリーナでも、ウィザーズ戦終了後は場内の大型ビジョンで野球中継を放映。八村もナショナルズのユニホーム姿で試合後のインタビューに応じ「僕もバスケでワシントンDCを盛り上げたい」と刺激を受けた様子だった。ナショナルズの優勝が決まると、深夜までアリーナに残ったファンの大歓声が響いた。