ジュニアの有望株が、次々とフリー(4日)でのトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)挑戦に意欲を見せた。

今季ジュニア1年目の吉田陽菜(はな、14=名東FSC)は58・62点の5位発進。ルッツ-トーループの連続3回転を成功させるなど好位置につけ「フリーではトリプルアクセルに挑戦するので、それをちゃんと降りて、他のジャンプも決めたい」と力強く言い切った。

64・18点でSPトップに立った河辺愛菜(15)は浜田美栄、田村岳斗両コーチの門下生。同門の紀平梨花(17=ともに関大KFSC)の3回転半を参考にしているといい「昨日は3本中2本降りられた。(フリーで)跳ぶ予定です」と穏やかな表情で意気込んだ。

前回大会で3回転半を成功させている横井きな結(きなゆ、14=邦和スポーツランド)は52・94点の11位発進。3回転半挑戦を問われると「はい! もちろん!」と言い切り、2日後の演技を思い浮かべた。