ショートプログラム(SP)5位の樋口新葉(18=明大)がフリー7位の109・34点にとどまり、合計174・12点で6位となった。首位はGPデビュー戦のコストルナヤ(ロシア)で236・00点だった。

樋口は冒頭でダブルアクセル(2回転半ジャンプ)に成功。だが、続く3回転ルッツが乱れ、演技後半には3回転フリップが1回転になるなど、ミスが重なった。「1個失敗して『その次、失敗しない』っていう練習を続けてきていたのに、それが試合で出せないというのが、難しさだなって思いました」。12月の全日本選手権に向けて「2日連続で、集中力を続けるっていうのがすごく難しい。あと1カ月半あるので、全日本までに練習したい」と意気込んだ。(松本愛香通信員)