注目の関東勢同士の対戦は、東京成徳大高が第2クオーター(Q)から地力を発揮し、78-62で千葉経大付を退けて3回戦進出を果たした。

立ち上がりは千葉経大付のペース。速攻で第1Qは17-18とリードを奪われた。しかし、東京成徳大高のディフェンスが機能し始めると形勢逆転。第2Q序盤から逆にリードすると、後半は175センチのPF小関笑(えみ、3年)らがゴール下で粘ってゴールを奪い、さらに得点を広げた。小関はチーム最多の19得点、10リバウンドを決め、勝利に貢献した。

遠香(おか)周平コーチは1回戦に続いて立ち上がりを反省しつつも、課題のディフェンスについて「相手の5番(177センチのPF優博美=3年)にポストプレーをさせなかったことが良かった。ランニングプレーも少なくできた」と評価した。

3回戦の相手は聖カタリナ学園(愛媛)。遠香コーチは「メンタルで負けず、相手にバスケットをやらされないようにしたい」とベスト8入りを見据えた。