27日の初戦で花園初勝利を挙げた県浦和(埼玉)が青森山田を破り、3回戦進出を決めた。当初は第3グラウンドでの試合だったが、コンディション不良により、急きょ第1グラウンドでの戦いに。雨も止み、1回戦と同じメイン会場での試合に選手たちはのびのびとプレーした。

前半4分、ゴール中央10メートルからSH宮崎のキックパスをWTB金田がキャッチし、中央まで持ち込んでトライし、先制。同点で迎えた後半には3トライを加え、一気に突き放した。ディフェンスでも、外国人選手2人を擁する青森山田に対し、恐れることなく突進して攻撃の芽を摘んだ。

次戦はAシード桐蔭学園(神奈川)が相手。練習試合すらしたことのない強豪に、初心者集団が立ち向かう。