ラグビー大学選手権決勝(11日、国立)で日本一を争う早大と明大のメンバーが9日、発表された。

東京・上井草グラウンドで練習した早大は186センチ、98キロのCTB中野将伍(4年)が先発。昨年9月の右ふくらはぎ肉離れから復帰2戦目で「けが前より、いい状態」と完全復調した。同12月の対抗戦明大戦は自身の不在が響いて7-36で敗れたが、リベンジしての11大会ぶり優勝へ「マークされようが突破すれば勢いに乗れる」。1年から起用された集大成が23季ぶりの早明決勝。「最後に勝ち切って(大学選手権制覇の時だけ歌える)『荒ぶる』を歌いたい」と闘志を燃やした。