19年W杯日本大会で日本代表初の8強に貢献したSH田中史朗(35)が、キヤノンでの公式戦デビューを果たした。

昨季までパナソニックでプレーし、今季から加入。後半17分まで的確な指示でけん引し「ちょっと緊張して、昨日は寝られなかった」と振り返った。

結果は2連覇を目指す神戸製鋼に7トライを許して敗れ「神戸は自分たちのラグビーをやりきった。こっちは途中から何をやるのかが、明確になっていなかった」と今後に向けての反省点を口にした。

SO田村優(31)との日本代表ハーフ団結成となり、2万3004人の観衆から送られる声援もひときわ大きかった。

田村は「チームとしていろいろなミスが出たけれど、去年以上にチャレンジしたミス。保守的なミスじゃない」と前向きだ。

次節は18日、東京・秩父宮ラグビー場で三菱重工相模原と戦う。