ノルディックスキーW杯ジャンプ女子蔵王大会は16日、山形市クラレ蔵王シャンツェ(HS=102メートル)で個人第6戦の予選が行われ、高梨沙羅(23=クラレ)が最長不倒の97メートルを飛び、100・4点の2位で本戦に進んだ。

13位で通過の伊藤有希(25=土屋ホーム)とともに記者会見に臨み「札幌(大会)から内容は少しずつ良くなっている」と、今季W杯初となる得意のノーマルヒルでの試合に自信を見せた。 伊藤は今季2戦のみの団体戦へ士気を高める。「チーム一丸となって戦いたい」と、2季ぶりの優勝を狙う。蔵王は2人ともに個人優勝経験のある思い入れのある舞台。「ベストを尽くして良い結果が出るように頑張る」と言い切るエース高梨を先頭に、頂点を目指す。個人戦は17、19日、団体戦は18日に行われる。