18年の世界ジュニア選手権準優勝の高校3年生、宇田幸矢(18=JOCエリートアカデミー)が、東京オリンピック(五輪)代表で世界ランキング5位の張本智和(16=木下グループ)との高校生対決を4-3で制し、初の決勝で優勝を飾った。

▽宇田幸矢の話 途中苦しくて「ダメかな」と思う場面もあったけど勝てて良かったです。挽回されてから自分のミスが増えたけど、勝つには攻めるしかないと思って戦った。自分の中ではウソみたいな感じ。(初優勝は)大きな自信になる。(ゲームカウント)3-1からまくられそうになったけど、我慢して最後まで楽しめた。世界ランクを上げて、世界でもっともっと活躍したい。

◆宇田幸矢(うだ・ゆきや)2001年(平13)8月6日、東京都生まれ。稲付中から大原学園高へ。エリートアカデミー所属。18、19年全日本ジュニア準優勝。18年世界ジュニア準優勝。全日本の優勝で20年世界選手権団体戦(韓国・釜山)の出場権を手にした。左利き。