日本一のメンバーが、今度は東京五輪で聖火をリレーする。昨夏の全国中学校体育大会(全中)陸上男子400メートルリレーを日本中学新記録で制した吉田中3年の4人も、推薦ランナーに決定。内屋翔太、大石凌功(りく)、斉藤涼馬、田村莉樹は、笑顔で喜びを語った。

内屋 一生に1度あるかないかだと思う。特別な機会をもらえてうれしい。

大石 五輪は憧れの場所で、携わることができて光栄。ワクワクしている。

斉藤 こういう機会は、人生の中で2度とないと思う。すごくうれしい。

田村 祖父が前回の東京五輪で聖火ランナーを務め、今回は自分が走らせてもらえる。光栄です。

全中が4人そろってのラストランだったが、卒業後に“再会”が実現する。大石は「もう1度、4人で走れることはうれしい」と全員の思いを代弁。「選ばれたからには、県の代表として模範となるような走りをしたい」。4人が再び走りで県内を盛り上げる。