16年リオデジャネイロオリンピック(五輪)8位の板橋美波(20=JSS宝塚)が、286・90点で3位となり、個人種目での五輪代表入りが絶望的になった。

女子シンクロ高飛び込みでペアを組む同門の荒井が327・30点で1位になった。五輪(オリンピック)の世界最終予選を兼ねたW杯東京大会(4月21日から26日、東京アクアティクスセンター)に派遣される。

2本目の減点が響いた。難易度の高い倒立技(6243D)に挑戦したが、失敗。22・40点を記録し、苦しい立ち上がりになった。4本目(72・00点)、5本目(80・00点)と猛追したが、上位に1歩及ばず。「予選、準決勝とイメージ通りの演技ができなかった」と悔し涙を浮かべた。

荒井と臨む女子シンクロ高飛び込みでは、代表入りが確実となっている。