日本の男女がアベック優勝を決めた。女子では高木美帆(25=日体大助手)が500、1000メートルのスプリント部門の世界選手権で初優勝を飾った。

日本女子のスプリント世界一は2017、19年の小平奈緒(33)に続き2人目。2年前は短距離から長距離の4種目で争うオールラウンドの世界選手権を制覇。両部門での優勝は女子では史上5人目の快挙となった。2年連続3度目の制覇が懸かった小平奈緒(33)は2位だった。

男子も新浜立也(23=高崎健康福祉大職)が初優勝した。日本男子のスプリント世界一は1983年と87年の黒岩彰以来、33年ぶり2人目となった。