東京都水泳協会が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて全国大会がなくなった小中高の選手に対し、独自の競技会開催を検討していることが25日、分かった。

緊急事態宣言が全面解除されたこの日、関係者は「東京都水協として、何らかの形で競技会を行いたい。特に中高の3年生に区切りとなる大会を開催したい」。都内で8~9月を選択肢に調整している。

現在は競技会開催に向けたガイドライン作成に着手。「密」にならないために、大会は小中高に分けて行う形式を視野。それと同時に、公共施設としてのプール利用の再開方法も模索している。もちろん開催ありきではなく、選手らの安全面を最優先にコロナ禍の推移を慎重に見極めていく。