バレーボール女子Vリーグ1部の久光製薬は20日、女子日本代表の新鍋理沙(29)が今月30日付で現役引退すると発表した。

2012年ロンドン五輪銅メダルメンバーで、来年に延期となった東京大会でも代表入りを目指していた。

29歳の新鍋は宮崎・延岡学園高卒業後、久光製薬に加入した。11年に日本代表デビューを飾ると、翌年のロンドン大会メンバーに選ばれ、28年ぶりの銅メダル獲得に貢献した。

所属チームの公式サイトで新鍋は「小学校1年生から始めたバレーボールは、私にとって生活の全てでした。そのバレーボールの現役を引退することに、まだ実感が湧きません」などとコメントした。