バスケットボールB3リーグ・ベルテックス静岡の関係者が7日、静岡県の藤枝市役所を表敬訪問し、大畑直已副市長(60)に昨季の報告を行った。チームはリーグ初参戦の昨季、13勝26敗で、12チーム中10位に終わった。新型コロナウイルスの影響でリーグが中断する直前の2月15日と16日、藤枝市内の県武道館で格上の岩手ビッグブルズと対し、2連敗した。

昨季選手会長の大石慎之介(32=沼津市出身)は同カードを振り返り、「(県バスケットボールの聖地である)県武道館での試合に、高いモチベーションで臨めました」と話した。54-62で敗れたが、接戦だった2試合目の内容には、満足感を示した。

大畑副市長から「B2昇格への夢をかなえるという気持ちが伝わり、バスケ熱の高い藤枝市として応援していきたい」と激励されると、「昨季の悔しさを次につなげて、リーグ優勝を狙っていきます」と応じた。【倉橋徹也】