ハンドボールの日本リーグ(JHL)が29日、緊張のスタートを切った。新型コロナ禍でスポーツが停滞する中、屋内球技ではどこよりも早い全国リーグの開幕。新加入のジークスター東京などが登場した愛知・ウイングアリーナ刈谷も関係者が対応に追われた。

控室などへの入室者数制限、消毒の徹底、メディアへの対応…。経験のない試合に、JHLの冨森副委員長は「直前までピリピリでした」と振り返る。同会場では来月以降バスケットボールやバレーボールが行われる予定。「我々が手本にならないと」と開催地責任者の清水諭氏は話した。

チームも、目の前の試合に向かいつつ、移動でのバス使用や弁当利用など対策を怠らない。濃厚接触する競技だけに、トヨタ車体の門山哲也監督は「1人でも感染したら大変」。45回目の日本リーグは「感染」という見えない大きな敵とも戦わなければならない。