ENEOSが前日に続き富士通を破り、開幕2連勝、12連覇に向けて好スタートを切った。

36分の出場で自己2位の記録となる39得点、17リバウンドをマークした渡嘉敷来夢(29)は「アグレッシブなディフェンスができたので、こういう展開になったと思う」と笑顔で振り返った。

前半は富士通ペースだった。8点ビハインドで折り返したが、第3クオーター中盤、相手のミスが増え、足が止まったところで、一気に逆転し、そのまま点差を広げて逃げ切った。後半だけで19点の差をつけた。前日も18点差と、体力勝負となる後半で底力を見せつけた。

渡嘉敷は後半だけでも27得点、10リバウンド。「我慢比べで先に自分たちがリズムをつかむことができた」とチームとしては納得のいく展開だったが、個人的には満足していない。

「決めるべきシュートやアシストを決めれば、もっと楽に勝てた」。26日の次戦(東京羽田戦)では、さらなる成長した姿を見せる。