新型コロナウイルス感染症の影響で、国内外のエリート対象大会の中止が相次いだが、今年2月の宮崎での男子大会以来、デュアスロン競技が開催された。

男子は安松青葉(23)が制した。「第2ランで、仕掛ける戦略を立てた。その通りの展開で優勝でき、満足です」と喜んだ。女子は、オーストラリアで3月に開催されたワールドカップ(W杯)ムールラバ大会以来、今季2戦目の岸本新菜(25)が2位に1分以上の差をつけ優勝した。「体の仕上がりは80%です。11月開催の日本選手権に照準を合わせ100%に仕上げます」。次の目標に向かい、好スタートを切った。