国際体操連盟(FIG)は12日、11月8日に東京・国立代々木競技場で開催する国際大会「Friendship and Solidarity competition」の発表会見を行った。

米国、ロシア、中国、日本の4カ国32人が参加し、日本からは男子個人総合で五輪2連覇の内村航平(31=リンガーハット)、19年世界選手権代表の萱和磨(23=セントラルスポーツ)、ロシアからは世界王者の年ニキータ・ナゴルニー(ロシア)らが参加する。

試合は各16人で構成される「Friendship(友情)チーム」「Salidarity(絆)チーム」に分かれ、10種目(男子6種目、女子4種目)の総合得点で争われる。最大8人が競技し、上位3名の得点が採用される。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日本国内で行う初めての国際大会になる。FIGの渡辺守成会長は「今回は戦うことではなく、コロナ禍でも友情と絆を忘れずに夢を追いかけ続けていることを世界にアピールしたい。頑張っている姿を世界にみせることができれば幸い」と述べた。