最強の男がギネスに認定された。世界記録を収集、認定するギネス・ワールド・レコーズの日本オフィスは2日、空手・形男子で東京オリンピック(五輪)代表の喜友名諒(30=劉衛流龍鳳会)が獲得した「プレミアリーグでの最多金メダル数(19回)」をギネス世界記録に登録すると発表した。今月18日発売の書籍「ギネス世界記録2021」に掲載される。喜友名には、公式認定証が贈呈された。

プレミアリーグは世界のトップ選手が世界を転戦して競う最高峰のシリーズで、世界空手連盟が主催。今年の1月のパリ大会では、審判の1人が喜友名の演武に史上初めて10点満点の評価を与えた。

国内外の大会で圧倒的な強さを示し続ける喜友名は、来夏の東京五輪でも金メダルの最有力候補。18年に達成した世界選手権3連覇もギネス世界記録に認定されている。