桜花学園(愛知)が連覇を達成した。第1クオーター(Q)は186センチのナイジェリア人留学生オコンコ・スーザン・アマカ(3年)、185センチの朝比奈あずさ(2年)の高さを生かして21-12と好スタートを切ったが、第2Qは東京成徳大高(東京)の粘り強いディフェンスにプレーの精度を欠いて、5点差まで詰め寄られる場面もあった。

しかし、前半を9点リードで折り返すと、第3Qから桜花学園が本領を発揮した。開始からオコンコの4連続ポイントで一気に突き放した。残り1分40秒、主将で司令塔の江村優有(3年)が4つ目のファウルを犯して一時的にベンチに下がったが、その直後、オコンコがドライブからシュートを決めるなどチームをけん引。ゲームを通じて53点を量産する活躍で、第4Qでも点差を広げた桜花学園が歴代最多の23度目の優勝を飾った。

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