秋田工が怒濤(どとう)の攻撃で東海大静岡翔洋に大勝した。フランカー高橋勇斗、WTB淡路泰生(ともに3年)が、ともにハットトリックを達成し、7人で計12トライと圧倒した。

前半7分、ラックから右に展開し、最後は高橋勇が中央に先制トライ。「チームに勢いを与えるトライだった」と納得の表情で振り返る。さらに同22分には右中間へ、後半22分には左中間へとトライを重ねた。

県予選は不発に終わった淡路も3トライと大暴れ。前半10分、ラックからパスを受け取り、空いたスペースに向かって走り切った。「久しぶりのトライが花園初トライになった。いつも以上にうれしい」と、勢いに乗った後半も2トライを挙げ、自身初の花園を満喫した。淡路は「チーム目標は全国8強。次戦もチームの勝利に貢献していきたい」と言葉に力を込めた。

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