全国高校ラグビー大会は30日、大阪・花園ラグビー場で2回戦16試合を行う。シード校の京都成章(京都)は29日、早実(東京第2)との2回戦に向け、奈良市内で1時間半の調整を行った。

湯浅泰正監督(56)は、早実について「個々にいい選手がいるし、組織的なアタック、ディフェンスもできる」と警戒。「ひたむきさを前面に出してぶつかってくると思うので、相手の強みを出させない試合をしたい。相手の弱いところに、ウチの強みを当てていければ」と話した。

初戦(27日)の米子工戦は、京都予選決勝から先発を9人も入れ替え129-0の記録的大勝を飾り、層の厚さを見せつけた。早実戦も米子工戦の先発から10人前後を入れ替え、万全の態勢で年越しを決めるつもりだ。