部員“全員”で戦った山形中央は、初の3回戦進出はかなわなかった。

前半14分、ハーフウエーライン付近で、ターンオーバーからSO鑓水力暉也(やりみず・りきや=2年)が独走して先制。強豪校から先制するスタートを見せたが、2点リードの同31分に自陣5メートルライン付近の右ラインアウトからモールで押しきられ、トライを許し逆転された。

前半こそロースコアで展開したが、暗転したのは後半。同6分にチームを引っ張ってきたFB鈴木梓太(3年)が負傷交代。本来はプレーヤーは17人。少人数ながら初戦の旭川龍谷(北北海道)戦を15-0で突破したが、この日は1人が体調不良でベンチ入りできず選手16人で挑んだ。鈴木の負傷により、唯一の控えだった大沼文太(1年)が出場。ベンチには、交代メンバーがいない状態で最後まで戦い続けた。

主力を欠いた影響も大きかったか、後半は相手のリズムにのまれ攻撃を食い止めることが出来ず、自軍の得点機も演出できなかった。

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