シード校の大阪朝鮮高(大阪第2)が昌平(埼玉第2)を完封で下した。

あっという間に先手を取った。前半1分、敵陣22メートルライン付近、右中間ラックよりパスでつないでプロップ趙英紀(チョ・ヨンギ=3年)が右中間へのトライで先制。

初戦の朝明(三重)戦でもチームは同じく前半1分に先制しており、この試合でも攻撃力を序盤から発揮した。同21分には自陣10メートルライン付近、中央ラックからつないでWTB趙広来(チョ・カンレ=2年)が一気に中央トライで加点。後半にも立て続けにトライを奪った。相手の反撃を許さないディフェンス力を見せるなど、最後まで試合の主導権を握り続けた。

権晶秀(コン・ジョンス)監督(39)は「前半は風下で苦しい時間帯が続いたけれど、ゼロに抑えられて良かった。次の(3回戦で対戦する)秋田工さんは伝統校。私たちはシード校ですが、チャレンジしていきたい」と思いを込めた。

高校ラグビー全成績はこちら―>>

高校ラグビー組み合わせはこちら―>>