7大会連続13回目の出場となった京都成章(京都)が、2大会連続で尾道(広島)を破った。前回大会は2回戦で対戦。32-14で撃破していた。

この日は終始ゲームを支配した。前半11分、背番号24のSO大島のキックパスにWTB中川が反応。右サイドに自身今大会6個目のトライを決め、先制に成功した。前半を7-0で折り返すと、後半11分には「奇策」を披露した。ゴール手前のスクラムで、LO本橋がSHのポジションでボールを持った。そのままスクラムの中央にボールを入れ、スクラム最後尾に位置したSH宮尾からパスを受け、前進を試みた。

攻撃の手を緩めなかった。後半13分にはゴール手前で相手のミスを誘発し、ナンバー8森がトライを決めた。その後はモール形成からリズムを作り、LO本橋がトライ成功。その後、尾道にトライを許し、今大会初失点を喫するも、2大会連続で尾道から白星を挙げた。

これで2大会連続ベスト8進出。悲願の初Vへ、歩みを止めない。