2大会連続13回目の出場となった御所実(奈良)が逆転勝利で準々決勝に進んだ。

前半は0-12とリードを許して折り返すも、後半に3トライを奪って逆転。最終スコア21-12で次戦に勝ち進んだ。

集団プレーで乗り越えた。後半9分、密集からLO平井半次郎(3年)がトライ。後半13分にも、同じくLO平井が飛び込んで2トライ目を決めた。LO平井は「みんながつなげてくれて、最後は自分が取れた。敵陣に入ったらモールと決めていた」と振り返った。試合終盤にもモールを形成して行進。最後はFB日野芳輝(3年)が相手ディフェンスをかわして、試合を決めた。

今大会を最後に定年を迎える竹田寛行監督は「3試合、シード校に近い学校と戦って、フィジカルが強い選手が(相手に)多い。体がヒーヒー言っている。(準々決勝から)体が弱っても、ディフェンスで前に出ないといけない」と話した。

前回大会は桐蔭学園に決勝で敗れ、準優勝。過去準優勝4回。今大会こそ初の日本一を狙う。