ノーシードの中部大春日丘(愛知第1)が、京都成章(京都)に大善戦も及ばず進撃が止まった。

前半立て続けにトライを奪われ、0-14。一方的になりそうな流れで踏みとどまり、その後は追加点を許さず、PGで詰め寄ったが届かなかった。

OBの19年W杯日本代表NO8姫野和樹からは大会中にメッセージ動画が届き、選手たちの励みになったという。1年生ロックの物部耀大朗らが大会を通じて経験を積み、宮地真監督(55)は「最後は物部がノックオンをして終わった。悔しい思いをしただろうし、次につながる。筋力もまだ全然だけれど、姫野を目標にしてやってくれたら」と期待を込めた。

過去最高3回戦の壁を破り、初の8強進出を果たした。宮地監督は「ここの舞台に続けて出ることを忘れなければ、いつかは(次のステージに)上がれる。それが難しいんですが」と思いをかみしめた。さらに上位を目指した戦いで、しっかり爪痕を残した。

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