NBAウィザーズの八村塁(22)が3試合連続で先発し、今季最長となる約33分間の出場で15得点、2リバウンド、3アシスト、1スチール。3試合連続の2桁得点で勝利に貢献した。

第2クオーター(Q)終盤、経験豊富なデュラントをかわしての巧みなシュートで得点を挙げるなど前半は6点。第3Qには今季新加入したウエストブルックからのパス供給を受けてダンクを立て続けに沈めるなど勢いを加速させた。ブルックス監督は、「塁のポストアップも良く、ミスマッチを生かして得点できた」。八村のゴール付近での働きを評価した。

元MVPの実績を誇るデュラントとのマッチアップ。パワフルな動きに振り切られるシーンもあったとはいえ、八村は守備でも懸命にプレーした。

前半から得点を奪い合い、最後までもつれる展開を制したウィザーズ。開幕5連敗のあと2連勝とし、指揮官は「全員が全力で戦ってくれた」とねぎらった。

八村は流行性角結膜炎の影響で開幕から4試合を欠場したが、現地時間12月31日の試合で戦列に加わると、4日間で3試合のタフな日程をこなした。