第100回を迎えた全国高校ラグビー大会は5日、大阪・花園ラグビー場で準決勝2試合が行われる。初の決勝進出を目指す大阪朝鮮高(大阪第2)は4日、2連覇が懸かる桐蔭学園(神奈川)との一戦に向けて、東大阪市内の同校で軽めに調整した。

前日3日の準々決勝では流通経大柏(千葉)との激闘を14-10で制し、3度目の4強入りを決めた。次戦でぶつかる桐蔭学園は過去2度の準決勝で敗れた悔しさがある。

権晶秀(コン・ジョンス)監督(39)は「ブレークダウン(ボール争奪戦)ですね。自分たちのボールをキープできるか」と勝敗の鍵を分析し「ロックの青木くん、NO8の佐藤くん。その子たちを止められるか。前進されると(相手)BKが生きてくる」と警戒した。

この日の練習を見守った同監督は「もちろん疲れはあるけれど、選手たちは元気に、明るくやっていた」と印象を口にした。三度目の正直で、決勝への切符をつかみとる。

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