京都成章(京都)がついに初優勝に手を掛けた。東福岡(福岡第1)から、大型ロック“ジャイアン”本橋拓馬(3年)の先制劇など4トライ。FB小林修市(2年)のタックルで“逆転サヨナラ負け”の危機をしのぎ、24-21。東福岡に花園3度目の対戦で、4度目の準決勝で、ともに初勝利。一気に壁2つを破った。桐蔭学園(神奈川)は大阪朝鮮高(大阪第2)を40-12で破り、戦後6校目の連覇に王手をかけた。決勝は9日午後2時5分開始。

◆両校の花園対戦メモ 18年1月3日の第97回大会準々決勝で対戦。初めてAシードとして出場した京都成章が、14-36で敗北した。開始2分にCTB西川虎が先制トライ。前半を14-14で折り返したが、激しい雪が降る後半に、桐蔭学園が3トライを決め勝利した。