ラグビー、トップリーグ(TL)のNECが13日、日本協会主催のオンライン会見を行った。

17日の開幕戦(埼玉・熊谷)では、5季ぶりの優勝を狙うパナソニックと対戦する。今季の目標を「トップ4」とした浅野良太監督は開幕戦に向け、「目標達成する上で必ず倒さないといけない相手」と、打倒パナソニックを掲げた。昨年12月28日の練習試合は、24-65で敗れた。「チームとしてできること、できないことを洗い流せた。パナソニックさんは、セットプレーが非常に強いので、いかにそこを崩せるか。彼らを慌てさせて想定外のことを与えられるかが重要になる」と指摘した。

昨年9月には選手7人が新型コロナウイルスに感染し、49人が濃厚接触者となった。活動休止を経て、同10月上旬からチーム活動を再開させた。SH中嶋大希主将は「9月の出来事が教訓となり、感染対策の意識が一層高まった。(新型コロナに対しての)苦しさや厳しさを感じて、そこから対策も強化・徹底しようとなった。今はコロナ対策も試合準備も万全」と、強敵撃破に自信を示した。