ホッケー女子日本代表で活躍したDF小林(旧姓小野)真由美(36=SOMPOケア)が日本代表から退くことが15日、分かった。「代表での活動は終えることにしました」とした。

小林は1月8日までの選考会に参加。46人の代表候補入りした。同26日から強化合宿に参加したが、スタッフから「今後は難しい」と言われて「(代表で)ダメと言われるまで、頑張ろうと決めていた。頑張ることはできた」と決断した。今後は、会社員として社業のかたわら競技を続ける。

小林は08年北京、16年リオデジャネイロと五輪2大会に出場。東京五輪を現役最後の舞台と決めて、昨年5月に結婚したスポーツトレーナーの小林靖長さんと二人三脚で歩んできた。選手として「さくらジャパン」にひと区切りをつけたが「いつかコーチングスキルを身につけ、日本代表のピッチに戻りたい」とした。