ファイナルステージ進出を決めているサントリーが、FC東京を3-0で下した。27勝2敗とし、首位を快走する。

隙のない戦いぶりを見せたサントリーが、強烈なサーブやスパイクで相手守備を崩した。アタック決定率62・1%をマークしたエースオポジットのムセルスキーが26得点、男子日本代表主将の柳田将洋が10得点と攻撃をけん引。25-19、25-20、25-19とストレート勝ちを収めた。ムセルスキーは「非常に満足している。練習してきたサーブやスパイクでチームに貢献できた」と振り返った。

4月のファイナルステージ進出を決めても、チームに油断はない。昨年12月には新型コロナウイルスの感染者が出たため天皇杯出場辞退を余儀なくされた。だからこそ、06-07シーズン以来となるリーグタイトル獲得への思いは日増しに強くなっている。4季ぶりに古巣に復帰した柳田は「ファイナルにピークを持って行けるよう準備しています」と力強く語っていた。