「ロシア3人娘」の1人で、昨年12月のロシア選手権で3連覇するなど今季好調のアンナ・シェルバコワ(16=ロシア連盟)が80点代の大台にただ1人乗せる81・00点で首位発進した。「とても緊張していました。全部の要素を成功できてうれしいです。最後のコンビネーションはとても難しく重要で、結果にはとても満足しています。結果を残したい」と振り返った。

冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転フリップ、後半の3回転トーループにつなげた3回転ルッツと、3つのジャンプで両手を挙げる難しい跳び方を危なげなく決め、長い手足を生かした表現面でも実力を発揮した。

フリーでは4回転ルッツを組み込む。世界選手権初制覇に向けて視界は良好だ。