柔道男子代表の井上康生監督(42)が10日、コロナ禍の感染状況を踏まえた上で国際合宿に参加する考えを示した。オンライン取材に応じ、3カ月後に迫る東京五輪に向けて「海外合宿も視野に入れてスケジュールを考えている」と説明。海外勢の変則的な組み手対策であり、本番前に実際に組んで最終調整したい狙いがある。5月のグランドスラム・カザン大会(ロシア)以降で欧州を中心に検討している。