「りくりゅう」こと、ペア日本代表の三浦璃来(19)木原龍一(28=ともに木下グループ)組が午前の練習に参加した。

ショートプログラム(SP)「ハレルヤ」を確認。息の合ったスピン、2人そろっての3回転トーループなど、午後の本番に向けて好調ぶりを示した。

結成2季目。3月の世界選手権(ストックホルム)で10位と健闘し、今大会は木原がチームジャパンの主将を務める。「不安要素はないです。楽しんでやりたい。僕は初出場ですが、キャプテンを務めさせていただく。最初は『自分がやっていいのかな?』と思ったんですけど、少しでもみんなをまとめて、サポートできたらいいかなと思います」と話していた通り、試合がなかった前日は「頑張ろう日本」の横断幕を掲げるなど応援に力を注いだ。

三浦も、22年北京五輪(オリンピック)の団体戦を見据え「私たちにとっては初めての団体戦。日本の立ち位置が分かると思いますし、みんなで頑張って、いい位置につけたい。チームの力になりたいです」と意気込んでいた。

ペアSPは午後3時20分スタート。「りくりゅう」は第2グループ1番手の午後3時55分に登場予定となっている。【木下淳】