来年の北京五輪出場枠が懸かる混合ダブルス世界選手権が開幕し、吉田夕梨花(27=ロコ・ソラーレ)と松村雄太(31=コンサドーレ)の日本代表ペアは、1次リーグB組初戦でエストニアに3-10で大敗し、黒星スタートとなった。

日本は序盤から失点を重ね、第3、4エンド(E)には連続2点スチールを献上。第5Eに3点を返したものの、その後も連続で複数失点を喫した。

18日には米国などと対戦する。

大会は20チームが参加。2組に分かれて1回戦総当たりの1次リーグを実施し、各組上位3チームが変則の決勝トーナメントに進む。五輪開催国枠を持つ中国をのぞく上位7チームの国と地域に五輪出場枠が与えられる。決勝トーナメント進出を逃しても、1次リーグ4位なら出場枠獲得の可能性がある。

9月には北海道稚内市で五輪日本代表決定戦が予定されている。