日本水連は12日、都内で理事会を開いた。次期役員候補として、前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)を26日の評議員会に推薦することを決めた。

鈴木氏は評議員会で正式に選定されて、新たな理事による互選で会長職に復帰することが確実な情勢。スポーツ庁長官に就任する前の15年9月以来となる会長返り咲きになる。任期は2年。青木剛会長(74)は退任する。

また次期役員候補には5人の女性が入った。中央競技団体が健全に経営するための指針「ガバナンスコード」では女性理事40%を求められている。日本水連は20%にとどまるが、激変緩和措置を採用。関係者は「将来的には40%をクリアできると思います」とした。