女子は札幌山の手が地区予選から10試合連続の100点超えで圧倒し、貫禄の“8連覇”を成し遂げた。2勝同士の対戦となった決勝リーグ最後の北星学園女戦は、昨年のウインターカップ4強を経験した主将の森岡ほのかが34点、岡井遥香(ともに2年)が26点と、2人で計60点。森岡は「全国に向けもっと内容を詰めたい」。岡井は「2人で60点をノルマにしていたので、超えられて良かった」と振り返った。

4月にはOGで東京オリンピック(五輪)代表候補の長岡萌映子(27=トヨタ自動車)がWリーグ優勝報告のためチームを訪れ、後輩たちに「全国で勝つには守備、チャンピオンになるにはリバウンドだ」と激励。守備から流れをつくり大量点を挙げた森岡は「まだまだ。もっと磨かないと」。10、11年ウインターカップ連覇を果たした先輩の言葉を胸に、日本一への準備を整える。