東京オリンピック(五輪)代表の玉井陸斗(15=JSS宝塚)が、381・75点を出して、予選4位で通過した。70点台の演技を5本そろえた。しかし1位で迎えた最終の6本目で、飛び出す前のジャンプでしっかりと板を踏めずに、中途半端な踏み切りとなった。高さが足りずに、回転がショート。12・25点の失敗ジャンプとなった。予選トップは402・40点の須山晴貴(23=栃木県スポーツ協会)だった。

東京五輪では高飛び込みで日本勢21年ぶりの7位入賞を果たした。板飛び込みは24年パリ五輪に向けても本格的にチャレンジする。来年5月の世界選手権福岡大会に向けて「高飛び込みは絶対出たいです。板飛び込みも狙っていって、ふたつ出られたらいい」と話していた。

決勝は午後4時20分にスタートする。