東京オリンピック(五輪)で銀メダル獲得後、初の公式戦に臨んだ日本(世界ランキング8位)がインド(同70位)に大勝した。ホーバス監督の後任として指揮を執る恩塚亨新監督(42)は、初采配を白星で飾った。日本は大会史上初の5連覇が懸かる。

東京五輪銀メダルメンバーからは5選手が出場。そのうち林咲希、宮崎早織、赤穂ひまわり、オコエ桃仁花の4人に、3人制で東京五輪代表の馬瓜ステファニーを加えた5人が先発起用された。日本は持ち味である3点シュートを高確率で決め、66-25と大量リードで前半を折り返した。後半も着々と得点を重ね、第3クオーター終盤には得点を100点台に乗せ、相手を圧倒した。

オコエは前半だけで7本の3点シュートを放って4本成功させるなど19得点。後半に入っても存在感を示した。

大会は8チームが2組に分かれて1次リーグを実施。A組の日本は28日にニュージーランド(世界ランキング36位)、29日は韓国(同19位)と対戦。1次リーグ2、3位で準々決勝に進み、1位通過なら準決勝に直行する。