ショートプログラム(SP)2位の佐藤駿(17=フジ・コーポレーション)がフリー2位の165・39点を記録し、合計256・16点で2位に入った。

優勝した鍵山優真には21・62点及ばなかったが、SPでの収穫を次戦のグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ(22~24日、米ラスベガス)に生かす。

演技後の主な一問一答は以下の通り。

-終わってみて

「最初の(4回転)ルッツで転倒してしまって(4回転)フリップでもステップアウトしてしまった。前半の大事な2本が決まらなかったのは悪かったところ。でも、今日じゃないんですけれど、ショート(SP)はノーミスの演技ができたので、そこは良かったかなと思っています」

-GPシリーズを控える

「今回の試合がとても課題が残る結果になったけれど、次のGPシリーズでは立て直そうと思っています。GPシリーズでは、今回悪かったところを改善できるようにしたいと思っています」

-五輪のテスト大会。会場の雰囲気、滑った印象は

「会場の雰囲気はすごく圧倒されたというか、普段滑らないようなリンクだったので、すごくびっくりしたんですけれど、それでも本番では落ち着いてできた。会場の雰囲気にのみこまれずにできたかなと思います。最初は『ちょっと慣れるかな?』と思ったんですが、2日間ぐらい練習できる機会があったので、そこで慣らすことができたのかなと思いました」

-五輪本番のリンクに立ってみて、思いに変化は

「まずは来週に迫っているGPシリーズの方が大事だと思っているので、目の前の試合、1つ1つをできればと思っています」

-新型コロナウイルス対策で「バブル」の中での大会だった

「コロナ対策はかなりしっかりしていたというか、毎日PCR検査もありました。外にも出られないけれど、競技に支障は出なくて、とても集中してできたかなと思っています」