日本ラグビー協会は22日、1890年にイングランドで創設され世界各国から選手を招く選抜チーム「バーバリアンズ」に日本代表から4人が選出されたと発表した。19年W杯日本大会にも出場したCTB中村亮土副将(30)や、プロップ垣永真之介(29)、フッカー堀越康介(26=いずれも東京サントリーサンゴリアス)、ロックの小滝尚弘(29=コベルコ神戸スティーラーズ)が名を連ねた。

バーバリアンズは27日にイングランドのトゥイッケナム・スタジアムでサモアと対戦。日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「彼らにとっては、とてもユニークで名誉な経験をすることとなり、世界中の優れた選手たちと一緒にプレーして友情を育むことができる素晴らしい機会となることでしょう。彼らの選手キャリアの中でも、間違いなくハイライトの1つとなることと思います」とコメント。23年W杯フランス大会ではサモアとの対戦が決まっており「サモアがどのようなプレーをするのか、また、バーバリアンズが得意とするハイテンポで、どこからでも攻撃するプレースタイルを選手たちがどのように実践するのか、興味深く注目しています」と期待を寄せた。