バスケットボール女子の皇后杯全日本選手権2次ラウンドが27日からWリーグ勢が登場し、全国3会場で行われる。

新潟会場(新潟市東総合SC)ではWリーグ新潟が出場。27日の初戦で北洋大(北海道)と対戦。在籍4年目のSF中山樹(25)がチームをけん引する。

中山は強い口調で決意を示す。「相手がどうこうではなく、自分たちのバスケをやり切る」。新潟はリーグ戦で開幕から12連敗中。カテゴリーは違うが、今季公式戦初勝利を挙げれば弾みがつく。リーグ戦で10試合に先発し、直近3試合連続で出場時間30分以上を記録。通算出場時間はすでに1シーズンの自己最長を更新と不振のチームの中で成長を見せてきた。

チームは4人が負傷離脱する。10月には主将のSF北川直美(27)が負傷。「ケガをしている選手、特に北川さんのためにも頑張る」。コートに立てないメンバーの思いも背負い、白星をもぎ取る。

また27日同会場では新潟医療福祉大が、Wリーグ・シャンソン化粧品に挑む。