全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪・花園ラグビー場)の組み合わせ抽選会が4日、大阪市内で行われ、3回戦までが決まった。1月3日の準々決勝は1日の試合後、5日の準決勝は3日の試合後の再抽選でカードが決まる。

春の選抜大会8強を中心に13校がシードされた。選抜優勝の東福岡(福岡)、同準優勝の桐蔭学園(神奈川)、同4強の東海大大阪仰星(大阪第2)のAシードを軸に優勝争いが展開される。3校ともシーズンを通じてのチーム作りに定評があり、春からの上積みも間違いない。

3連覇に挑む桐蔭学園は同一ブロックに尾道(広島)昌平(埼玉)が、東海大大阪仰星は報徳学園(兵庫)茗渓学園(茨城)仙台育英(宮城)などシード級の強豪が入ったが、波乱が起こる可能性は低そうだ。

Bシードで春の近畿王者・常翔学園(大阪第1)と石見智翠館(島根)に、シード級の中部大春日丘(愛知)がそろったブロックは最激戦区か。前回大会準優勝・京都成章(京都)と選抜4強・大阪桐蔭(大阪第3)はBシードでもトップクラスの戦力を持ち、3回戦での対戦が濃厚。実現すれば、優勝争いを左右する戦いになるかもしれない。『「高校ラグビー2021」組み合わせ』はこちら>>